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発達障がい当事者の声から生まれたノート「mahora」

「mahora」は発達障がい当事者が市販されているノートに使いづらさを感じていらっしゃるというお話をうかがい、そういった方も使いやすいノートを創ろうということで生まれたノートです。まず使いづらさの課題をアンケートでうかがいその課題を解消するために試作をし、その試作品へのアンケートを行い、さらに改善策を探すというようなアンケートと試作を繰り返す形で発達障がい当事者の方々と一緒に創り上げたノートです。
うかがった課題は大きく3点あります。
まずは「白い紙だと光の反射がまぶしい」ということでした。そこで色付きの紙13色を用意し目にやさしいと思う色を選んでいただき、「ラベンダー(薄紫色)」「レモン(薄黄色)」という2色が選ばれました。そしてその後お客様からのご要望にお応えして「ミント(薄緑色)」も追加して現在3色展開となっております。
次に「書いている途中で行が変わってしまう」という課題をうかがいました。この課題に対しては行を識別しやすくすることで途中で行が変わることはなくなるのではないかと考えました。そして、薄い帯状のあみかけを印刷している行としていない行を交互に繰り返すことで行を認識しやすくした「あみかけ横罫」と太い線と細い線を交互に印刷することで強弱で行をわかりやすくした「太細交互横罫」の2種類の罫線を用意しました。
最後に「ページ上部によくあるNo.やdateが気になってしまう。表紙も派手なものだと気が散って集中できない」というお声をいただきました。そこで中身の印刷は罫線のみにし、表紙のデザインも中身の罫内容がわかるだけのシンプルなものにしました。
このような3点の課題の解消を目指したノートをつくった結果、発達障がい当事者だけでなく多くの方に使いやすいという評価をいただきました。
一度手に取ってみてください!

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企業情報

企業名
大栗紙工株式会社(
所在地
大阪府大阪市生野区